多大な貢献を果たしたH=D=Hが モータウンを去ったのが'68年
彼らと同じように不満を持った人達は次第にモータウンを離れていきます…
'72年 モータウンの本社はデトロイトからロスへの移転を機に
モータウン・サウンドのピークは過ぎた感がありますね
その頃売れ出した歌手たちも それぞれに権利を主張しはじめ
マーヴィン・ゲイなどは 会社と対立をしながらも
自身のプロデュースによるアルバムを発表
マーヴィンにライバル心を持っていたと思われる
スティーヴィー・ワンダーもこれに続きます
マーヴィンの行動はモータウンでは画期的な出来事でして
これまでの楽曲制作は完全分業制による
モータウンのシステムでサウンドが作られたのですが
シンガーは自立し自ら作品を作り上げ
アルバムにクレジットされ始めたのです
モータウン・サウンドの終焉から「ニュー・ソウル」に変わった瞬間に思えますね
'70年代ニュー・ソウルの代表的な曲「ホワッツ・ゴーイン・オン」
この辺りの細かい内容はまた何れ マーヴィン・ゲイの生涯と合わせて記したいと思っていますm(_ _)m
今回は「ホワッツ・ゴーイン・オン」の歌の内容にお付き合い下さい
…………………………
【ホワッツ・ゴーイン・オン】
母親たちが 多くの涙をながしてる
兄弟たちが 次々と死んでいく
何とかして 今の状況に愛をもたらそう
父親たちよ 戦火を広げないで
戦争では解決しない 愛だけが憎しみに勝つ
何とかして探そう 理解し合う道を
デモの隊列 スローガン 暴力で僕を抑え込まないで
話し合えば分かるよ
何が起きてる? 一体この世は
どうなってる?
どうなってるんだ?
…………………………
荒れ狂う世界へのマーヴィンの嘆き
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