2013年5月5日日曜日

【モータウンな話】ニュー・ソウルへ




多大な貢献を果たしたH=D=Hが モータウンを去ったのが'68年


彼らと同じように不満を持った人達は次第にモータウンを離れていきます…


'72年 モータウンの本社はデトロイトからロスへの移転を機に


モータウン・サウンドのピークは過ぎた感がありますね


その頃売れ出した歌手たちも それぞれに権利を主張しはじめ


マーヴィン・ゲイなどは 会社と対立をしながらも


自身のプロデュースによるアルバムを発表


マーヴィンにライバル心を持っていたと思われる


スティーヴィー・ワンダーもこれに続きます


マーヴィンの行動はモータウンでは画期的な出来事でして


これまでの楽曲制作は完全分業制による


モータウンのシステムでサウンドが作られたのですが


シンガーは自立し自ら作品を作り上げ


アルバムにクレジットされ始めたのです


モータウン・サウンドの終焉から「ニュー・ソウル」に変わった瞬間に思えますね



'70年代ニュー・ソウルの代表的な曲「ホワッツ・ゴーイン・オン」


ベトナム戦争から戻った弟との再会をきっかけに作られたと言われてますが他の説があるため後日訂正いたしますm(__)m


この辺りの細かい内容はまた何れ マーヴィン・ゲイの生涯と合わせて記したいと思っていますm(_ _)m



今回は「ホワッツ・ゴーイン・オン」の歌の内容にお付き合い下さい


…………………………
【ホワッツ・ゴーイン・オン】


母親たちが 多くの涙をながしてる


兄弟たちが 次々と死んでいく


何とかして 今の状況に愛をもたらそう


父親たちよ 戦火を広げないで


戦争では解決しない 愛だけが憎しみに勝つ


何とかして探そう 理解し合う道を


デモの隊列 スローガン 暴力で僕を抑え込まないで


話し合えば分かるよ



何が起きてる? 一体この世は


どうなってる?



どうなってるんだ?


…………………………


荒れ狂う世界へのマーヴィンの嘆き


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