2013年5月10日金曜日

MINNIE RIPERTON



ミニー・リパートン1947年生まれ


裕福な家庭で育った音楽少女は


後にスティーヴィー・ワンダーとの偶然の出会いから


ワンダー・ラヴの一員に



その後はスティーヴィーのバックアップもあり


27歳の時「ラヴィン・ユー」で一躍スターとなります


その僅か1年後 ガンを宣告されます…


でも彼女はとても前向きなタイプな人で


乳房除去手術後わずか数週間で


NBCの生番組に出演し彼女は突然


一気に体験を語りだし ガンである事を告白


多くの女性に向かって 早期の検診・治療を力説し警告を与えたのでした


しかし'78年11月 ガンの転移が認められます…


仕事では常に明るくて 人々を楽しませる彼女


「私が黒人だから、みんなは私がブルーズを歌うべきだと言うの。でも、私がブルーに落ち込むようなことは何一つないの。ブルーズは、悲しい感情で歌わなければならない。でも、私はハッピーな人間」


'79年7月再入院 その翌日スティーヴィー・ワンダーが見舞いに訪れ


ミニーの為に書いた「ミニー・ゲット・ウェル・スーン」


“ミニーはすぐによくなるよ”を病室で歌ったそうです


彼女もスティーヴィーに対し「私が待っていた最後の人物がやってきたわね。すべてよくなるわよ」と


その数時間後の朝 彼女は家族にみとられながら


安らかな眠りにつきました


(アルバム パーフェクト・エンジェル参考)



ミニー・リパートンと言う女性は

生前 全米ガン協会のメンバーになり

'77年には カーター大統領から

ガンに対して「もっとも勇気ある女性」として表彰され

基金も設立し ガンについて

協会の為に多くの時間とエネルギーを費やしました

死去してからは 有志によりミニーリパートン基金が設立され

ガンの研究や治療などのために資金が集めらることに





ミニーはとてもポジティブに生き


31年間で幕を閉じましたが



彼女の「ラヴィン・ユー」は全世界でカバーされ



死去した後も34年間いまも愛されていて



これからも愛され続けて行きます








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