ミニー・リパートン1947年生まれ
裕福な家庭で育った音楽少女は
後にスティーヴィー・ワンダーとの偶然の出会いから
ワンダー・ラヴの一員に
その後はスティーヴィーのバックアップもあり
27歳の時「ラヴィン・ユー」で一躍スターとなります
その僅か1年後 ガンを宣告されます…
でも彼女はとても前向きなタイプな人で
乳房除去手術後わずか数週間で
NBCの生番組に出演し彼女は突然
一気に体験を語りだし ガンである事を告白
多くの女性に向かって 早期の検診・治療を力説し警告を与えたのでした
しかし'78年11月 ガンの転移が認められます…
仕事では常に明るくて 人々を楽しませる彼女
「私が黒人だから、みんなは私がブルーズを歌うべきだと言うの。でも、私がブルーに落ち込むようなことは何一つないの。ブルーズは、悲しい感情で歌わなければならない。でも、私はハッピーな人間」
'79年7月再入院 その翌日スティーヴィー・ワンダーが見舞いに訪れ
ミニーの為に書いた「ミニー・ゲット・ウェル・スーン」
“ミニーはすぐによくなるよ”を病室で歌ったそうです
彼女もスティーヴィーに対し「私が待っていた最後の人物がやってきたわね。すべてよくなるわよ」と
その数時間後の朝 彼女は家族にみとられながら
安らかな眠りにつきました
(アルバム パーフェクト・エンジェル参考)
ミニー・リパートンと言う女性は
生前 全米ガン協会のメンバーになり
'77年には カーター大統領から
ガンに対して「もっとも勇気ある女性」として表彰され
基金も設立し ガンについて
協会の為に多くの時間とエネルギーを費やしました
死去してからは 有志によりミニーリパートン基金が設立され
ガンの研究や治療などのために資金が集めらることに
ミニーはとてもポジティブに生き
31年間で幕を閉じましたが
彼女の「ラヴィン・ユー」は全世界でカバーされ
死去した後も34年間いまも愛されていて
これからも愛され続けて行きます
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