2013年5月14日火曜日
ジェフとスティーヴィー
👤[コール]
ワンダーさんがトーキング・ブックを発表した後にベックさんと揉めたらしいね
あの大ヒット曲「迷信」の件で!
当初ベックさんは別の曲を気に入り 演りたかったらいしけど
ワンダーさんはダメだと断って“迷信”を書いたらしいんだ
自身のアルバムに入れることも伝えていたんでしょう・・・
あれっていったいどう言うことだったんだろう?
👤「レスポンス」
おぉ~知ってる知ってる!
ジェフ・ベックは“迷信”を完全に貰ったと思ったんやろ
そしたらスティーヴィー・ワンダーが先に発表して大ヒットしたもんやから
「あの野郎」とか「締め上げてやる」とか悪態をついたって話やん
なっグルーブ!
👤「グルーヴ」
・・・(^_^;)グルー[ヴ]ですから
さて このエピソードの真実はどこに・・・
元々スティーヴィーは「メイク・ユア・ベイビー」のベック・バージョンを作り
ベックに提供することで同意していたが
気が変わったようですね
スティーヴィーが自身のアルバムで発表したくなったから
代わりに“迷信”をベックに勧めてシングルで使うことを承諾
スティーヴィー曰く“迷信”のアイデアを
スティーヴィーが提供したってことらしいです
当時ベックの言う分は違っていて
スティーヴィーのスタジオに訪問した際に
ドラムで遊んでいて迷信のグルーヴが生まれるきっかけを与え
そして迷信は完全に譲って貰ったと言っている
・・・
スティーヴィーは どうやらベックに迷信を譲ったが
ベック・バージョンを聴いて凄く可能性を感じ
自分で手掛けようと思ったらしいのです
ただベックがリリースすることも予測していたものだから
第一シングルカットは“サンシャイン”にしたいと考えていた
そう ベックの後に発表する方が得策(礼儀)だと
しかし シングルのリリースはモータウンに権限があり
会社は“迷信”を気に入りシングルカットに踏み切ってしまう
その経緯を知ったベックのコロンビア・レコードも不快感を示して
かなり気まずくなったとか(^^;;
スティーヴィー自身もトラブルは承知だったが
ベックの為にレコーディングしたクラヴィネット部分も使われず
正直ベックのバージョンは物足りなかったのも事実で
言葉の行き違いもあったりして
どちらも一時 心を傷めたけれど
ジェフもスティーヴィーも問題を引きずるほどバカではない
スティーヴィーがお詫びに曲を提供するなど
その後和解して良い関係を続けています
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