1950年代にR&Bの世界にゴスペルの要素持ち込み
'60年代のソウル・ミュージックの基礎を築いた
レイ・チャールズやジェイムズ・ブラウン
そして ゴスペル界のスターだったサム・クック
“ゴスペルと偉大なシンガー”
で触れました サム・クックについて
もう少し 話したいと思います
'40年代の後半から'50年代にかけて
ゴスペル・クァルテットは黄金時代を迎えます
その歌唱はシャウトを交えた激しいものです
10代でプロのシンガーとしてデビューしていたサム・クックは
1950年 19歳の若さで 一流ゴスペル・クァルテット
ソウル・スターラーズのリード・ヴォーカルに抜擢されます
新人ですが 歌も上手く若くてハンサムなため
女性にも注目され ゴスペルのスターになってしまいます※
宗教音楽の世界で 女性ファンを熱狂させたのは
当時でも珍しい現象だったようですが
1957年に サム・クックはゴスペルの世界を飛び出し
R&Bやホップフィールドに転向
当時はゴスペル界のスターが
世俗的なポップ界に移ることは
これまた大変にスキャンダラスな出来事です
そしてサムはポップ・シンガーとして成功するために
今までのスタイルをかえロマンティックなポップ・ソングも取り入れ
ホップ界でもスターとなりました
彼が行った事 当時は大変勇気がいりますが
ソウルミュージックに多大な影響を与えた事は
間違いありません
昨年にはサムのRCA時代のアルバムが再発売され
同時期に トータス松本さんがサム・クックのアルバムを丸ごとカヴァーした前代未聞のCD発表
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