2013年5月13日月曜日

スティーヴィ・ワンダー物語 母ルラ編


親戚に付き添われて世界の果てのような土地に向かっていた女性

彼女の名はメアリと言い十代で未婚の妊婦です

お腹の子の父親(ノーブル・ハーダウェイ)には期待出来ず

年老いた貧しい両親の家にも戻る気もなかった

しかし誰かの助けを必要としていたのです

その手を差しのべてくれたのは叔父のヘンリー・ライトとその妻ヴァージだった

ヘンリー家は貧しい生活ながらも安定しており

メアリがこの家にやって来たのは自然の成り行きだったようです



そして2ヶ月後に赤ん坊を出産します


アメリカの歴史上もっとも貧しい時代の


もっとも貧しい地域の片隅で生まれた子は


ルラ・メイ・ハーダウェイと名づけられました


しかし メアリはその数ヵ月後に謝罪と言い訳と約束を残し


ルラを置いて家を飛び出してしまいます


そうしてヘンリー夫婦が代わりに家族の末っ子として明るく育てることになりました


ルラが歩き始めた場所はアラバマ州ハーツボロの郊外


長い間ヘンリーとヴァージがパパとママであると信じていたが


後に真実を知ることとなります


それでもルラには幸せな時期だったのです


しかし、この町にも長くは居られなくなり


その後 過酷なイーストシカゴ~サギノーに移り住むことになります


スティーヴィー・ワンダーの母ルラ・メイ・ハーダウェイとの物語


素晴らしい運命の待つデトロイト~ロサンゼルスまで


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