2013年5月6日月曜日

1965年【その時代と音楽】


1965年6月ビートルズにMBE勲章(メンバー・オブ・ブリティッシュ・エンパイア)が贈られることが決まる
勲章授与について当時イギリスでは物議をかもしました


■1965年 世界では

2・7 米軍機の北爆開始
2・14 ソ連コスイギン首相が訪朝し金正成首相と北ヴェトナム支援の共同声明
2・21 米黒人運動の指導者マルコムXが暗殺される
3・19 ソ連ヴォスホート2号のレオーノフ中佐が人類初の宇宙遊泳
4・17 ワシントンでヴェトナム即時停戦・米軍撤退の1万人デモ
8・11 米ロサンジェルスのワッツで黒人暴動。死者34人、逮捕者4000人弱
9・1 インドとパキスタン両軍がカシミールで交戦し、印パ紛争始まる
11・27 ワシントンで数万人によるヴェトナム反戦平和行進
12・15 米ジェミニ6号と7号が初の宇宙ランデブーに成功


□音楽


ローリング・ストーンズ「サティスファクション」が英米で大ヒット


ボブ・ディランがエレキ・ギターを使用しフォーク・ロックを開始。ニューポート・ロック・フェスティバルでは罵声を浴びてステージを降りる


日本)加山雄三が映画『エレキの若大将』と挿入歌「君といつまでも」で人気爆発



モータウンでは


テンプテイションズ「マイ・ガール」やフォートップス「アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ」がそれぞれ全米1位獲得

ジュニア・ウォーカー&オールスターズ「ショットガン」が大ヒットするなど

この年のモータウンも勢いがありモータウン・レヴューは英国で大歓迎され

驚きはイギリス・ファンの間でザ・ファンク・ブラザーズの存在が認識されていたこと


■1965年の個人的な関心事


米国内では反ヴェトナム戦争や女性権そして公民権運動の高まりのなか


とくにアフリカ系アメリカ人の差別撤廃運動がモータウンのミュージシャンたちにも期待されていたはず


しかしモータウンの社長はこのような問題を音楽に取り入れることを徹底して嫌っていました


(媚びる=裏切り)の批判を上手くかわし


若いミュージシャンたちの感情を抑えたことも驚きです


ただ 数年後には誰にも抑えることができなくなりますが・・・


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