2013年4月30日火曜日

【2010】★Love,Harmony&Eternity★



◆ラブ,ハーモニー&エタニティは


数年前に発売されたものを最近になって購入したCDです


ファンだったら直ぐに 買うべきですが


どうせレコード会社が企画したベスト盤だろう・・・


って思っていたのが大きな間違いでした



このCDの選曲を知った時は 大反省しましたね


解説にもありますが スティーヴィー自身が初めて公認するベストセレクション!


日本のファンへの愛や拘りが随所に感じられて


素晴らしいアルバムです♪


少しでもスティーヴィー・ワンダーに興味がある方にはお得です


コアなファンにとっても嬉しい選曲でしょう♪


テーマは日本側から出されたようですが


3枚組でそれぞれ「Love」「Harmony」「Eternity」


そのテーマをスティーヴィーが気に入り承諾したとか



私が思うに スティーヴィーが日本で一気に多くのファンを獲得した時期は


1982年に発表したベスト+新曲4曲収録の「ミュージックエイリアム」辺りからだと感じています
↑↑↑
根拠の数字などはありませんが・・・m(_ _)m


そして私も観ましたが この年には来日コンサートもあり


CMでは「ザット・ガール」が大々的に使われていました


以前からのファンにとってコンサートは楽しみですが


新しいファンがどっと増えたことにより


同時に寂しい気持ちになった方もいたのではないでしょうか


私のような‘ひねくれもの'はとくに^^;


CM曲「ザット・ガール」は'70年代のものとは なんか違う・・・


当時 聴くたびに首を傾げていたような気もします



話が少しそれましたが 「ラブ,ハーモニー&エタニティ」から


テーマ別に あくまでも私が感じたことを話します


かなり主観的なので不愉快に思われる方も いるかも知れません


その時はお許し下さいませ





最初のDisc1は
【Love】(恋愛、家族愛、友情)


[1]曲目がドゥ・アイ・ドゥ


先程も触れました'82年のベスト「ミュージックエイリアム」からの新曲で


日本でも大ヒットしバックの演奏がカッコ良すぎます


もちろん歌詞にも‘君への愛’がテーマ


[2]サンシャインと[3]マイ・シェリー・アモールは それぞれ'72年と'69年の曲ですが


日本人アーティストが共にカヴァーしており 特に日本で馴染みのある美しい歌が選曲されています


これはスティーヴィーのサービスでしょうか


[7]イズント・シー・ラヴリーや[8]心の愛 も日本人に受け入れやすい歌を選曲されています


このDisc1は17曲収録ですが


個人的に一番嬉しい選曲は[9]オール・アイ・ドゥですね


アルバム『ホッター・ザン・ジュライ』に収録されていた歌ですが


バック・コーラスも豪華で


なんと言ってもスティーヴィーのヴォーカルが渋い!


[12]レイトリーも日本ではお馴染みのバラード


この歌の‘愛'は失恋ですけどね(^^;)


そして驚いたのが このDiscのラストを飾る[17]哀しみの恋人達


ロック・ファンの間でも知られる曲



スティーヴィーの もと妻で 今は亡きシリータ・ライトが歌っています


名曲です



かのモータウンの社長ベリー・ゴーディーJr.は


シリータの声がダイアナ・ロスに似ているからと


ダイアナがザ・スプリームズ脱退した後に


シリータを考えていたという話がありますが


まぁ確かに似ているもののシリータの声の方がセクシーな感じですね


そしてこのベストアルバムには


シリータのヴォーカル曲が数曲含まれていて


なんだろう・・・スティーヴィーの心の内側を知りたくなりますね


そのシリータは結婚していたときに


スティーヴィーにアジアの国々の素晴らしさを熱心に教えていたという話もあります(^-^)


Disc2は
【Harmony】(社会問題と調和、デュエット)がテーマ


ここでは16曲が収録されていて全体的にスティーヴィーの強い拘りが感じられます


[1]曲目には‘ある愛の伝説’『キー・オブ・ライフ』からの名曲で 愛と平和のメッセージが力強い歌です


最近では ホイットニーへの追悼で歌われました


[2]マスター・ブラスターはボブ・マーレーに


[3]ハイヤー・グラウンドはスティーヴィーが自動車事故により死に直面した際 有名な逸話がある最高傑作です


その他にはマイケル/J5/シリータ/ポール・マッカートニー/ディオンヌ・ワーウィック/アイシャ・モーリス/マイケル・センベロ等とのデュエットや共演


なんと言っても[5]汚れた街に代表される社会問題をとり入れた曲の数々に


[16]ハッピー・バースデーはマルティン・ルーサー・キングJr.牧師をしのんだキャンペーン・ソングで締めくくっています



Disc3は
【Eternity】(永遠のメッセージ)


ここでもスティーヴィー・ワンダーとしての拘りが感じられます


[1]曲目のリボン・イン・ザ・スカイはアルバム『ミュージックエイリアム』からの日本人には馴染み深い傑作バラード


この曲はホイットニーのお気に入りだったので追悼で歌われました


[2]永遠の誓いは『キー・オブ・ライフ』からの名作に[3]愛するデュークはスティーヴィーの代表曲と続き


なかには*隠れた名曲*‘パワーフラワー’に‘花の精’


ここでは解説と私の想いとが一致しましたが


この時点で‘隠れた’ではなくなりました(^^;)


シリータの歌う‘花の精’は本当に素敵です


そして[8]‘回想’や[11]‘迷信’は何も言うことはありませんね♪


[14]夏に消えた恋 が収録されていました!


名曲ではありますが マイケルの追悼で歌われた曲が このテーマに収まったことも嬉しいかぎり


ラス前にはCMで有名な[16]フィール・ザ・ファイアが入ってます


解説でも言ってますが 日本のファンへのプレゼントな曲(^_^;)


そしてこのベストアルバムの締め括りとも言える


[17]フィンガー・ティップス


リトル・スティーヴィー・ワンダー初のナンバーワ…ん?


パート2じゃない!


そう♪コアなファンにも嬉しいロングヴァージョンです(o^-')b





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