2013年4月21日日曜日
【~1971】★Signed,Sealed,Delivered I'm Yours★
“涙をとどけて”Stevie Wonder
〓こんなに長いあいだ君の下を離れていたなんて
なんと僕は馬鹿だったんだろう
いまでは、君がまだ愛してくれているかどうか
自信がなくて迷っている
ああベイビー、帰ってきたんだよ
サインされて、封をされて、配達されて・・・
僕はまた君のものさ…………〓
■1969年ビートルズは事実上の解散。モータウンではダイアナ・ロスがザ・スプリームスを去りソロシンガーとして歩み始め、モータウン・サウンドの要の一つベニー・ベンジャミンは他界した。
この頃のスティーヴィーは音楽上そして人生に於いても重要な時期である
'60年代を席巻したビートルズの特にポール・マッカートニーのソングライティングから影響を受けており
スティーヴィーの初期の代表曲の一つ‘マイ・シェリー・アムール’は‘ミッシェル’と同じアプローチであると思われた(詳しくはまた何れ)
そして1970年アルバム「涙をとどけて」からはビートルズのカヴァー‘恋を抱きしめよう’が大ヒットし
アルバム全体にはビートルズ以外にメンフィス・サウンドからもヒントを得ている(この話も何れ)
このアルバムの同タイトル・シングルは始めてフル・プロデュースのクレジットを獲得
その当時※シリータ・ライトはシンガーになることを夢見ながら会社で秘書をやっていた
■現にモータウンでは、かつて秘書をやっていた‘マーサ・リーヴス’も、モータウンのスター‘メアリ・ウェルズ’がレコーディングをさぼったことから代役を務め、そのチャンス以来シンガーとしての道を歩み始めた話もある。
スティーヴィーはシリータをとても気に入り これまでも実験的な作品の時には彼女を起用していて
“涙をとどけて”では彼女を自宅に呼びスティーヴィーの母ルラと
スティーヴィーの親友リー・ギャレットと共にセッションを行いました
リー・ギャレットとはスティーヴィーが初期のモータウンのツアー中に
フィラデルフィアで知り合って以来の親友で
スティーヴィーと同じ盲目のミュージシャンであったが
その後DJとなりデトロイトのラジオ局に移って来ていた
“涙をとどけて”は彼らと母ルラと一緒に書いたものです
[シングル]SIGNED,SEALED,DELIVERED I'M YOURS/涙をとどけて
by Stevie Wonder,Syreeta Wright,Lula Mae Hardaway and Lee Garrett
1970 US3 R&B1
■1970年9月14日スティーヴィーとシリータは結婚しました。
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