2013年4月22日月曜日

【~1971】★黄金時代の幕開け★



1971年5月13日はスティーヴィーの21回目の誕生日でありモータウンとの契約が切れた日でもありました


当時モータウンの社長エワート・アブネルに「僕は21才になりました。もうあなたの言うことには従えません。契約は無効にしてくれ」


そう言ってスティーヴィーとシリータはニューヨークへ向かいます


ここからスティーヴィーの新しいサウンドが産まれてゆくわけですね


次のアルバム製作のためにグリニッジ・ヴィレッジにあるエレクトリック・レディランド・スタジオ(ジミー・ヘンドリックスの遺産)に籠ると


2週間に40曲もレコーディングをしたとか!


この頃にサウンド・パートナーとなるセシルとマゴーレフにも出会い


彼らからシンセサイザーの技術を教わりながら


スティーヴィーの才能が開花してゆくことになります


そこで出来上がったのが文化的にも重要なアルバム「心の詩」です


モータウンを離れたためにまわりにグループもなく


このアルバムはほとんどひとりでの作業によるものでした


作曲 アレンジ 演奏 すべてを担当しているってことですね♪


あとはレコードをリリースする問題だけなんです


スティーヴィーが選んだのはアトランティックやCBSではなく


再びモータウンになりました


これまでと違うところはクリエイティブ面での自由と


レコードの売上げ額の高いパーセンテージを印税として受けとることなど

なによりもモータウンからの束縛に縛られない権利を得たことで


創造力が驚異的なまでに集中した黄金時代が幕を明け


“神憑り的”と言われたアルバムが次々と発表されたのです







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