クインシー・ジョーンズのアルバム『ユーヴ・ゴット・イット・バット・ガール』(1973年)には、
アルバム・タイトルと同じ「男性の自分勝手な気持ちを歌った」内容の“You 've got it bad girl ”と
「アメリカに昔から伝わる不可思議な事を信じるとロクなことがないよ」と歌う名曲“Superstition ”が収録されており、
この2曲はスティーヴィー・ワンダーが前年(1972年)に発表した『トーキング・ブック』からのカヴァーです。
“Superstition ”と言えばジェフ・ベック(ベック,ボガート&アピス)がカヴァーし、双方の言葉の行き違いからマスコミとレコード会社を巻き込む騒動となったことでも有名ですよね。
ベック・ヴァージョンではスティーヴィーのレコーディング部分(クラヴィネット)が使われなかったのですが、
クインシー・ヴァージョンはスティーヴィーのハーモニカとビル・ウィザースとビリー・プレストンがヴォーカル参加しています。
スティーヴィーはベックよりクインシーのヴァージョンがお気に入りのようです♪
ただ、クインシーはこのアルバム全体の出来を気に入ってないのでは…と何かの記事で見た記憶がありますが・・・(^_^;)
そして、ドナ・サマーが亡くなり一年になるのですね…
クインシー・ジョーンズの数あるプロジェクトのなかのひとつにドナ・サマーの1982年の『ステイト・オブ・インディペンデンス』(ジョンアンダーソン&ヴァンゲリス:1981のカヴァー)という曲があり、後の“we are the woord”に繋がったと言われています。
“State of Independence レコーディング”@YouTube
Donna Summer @YouTube
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